Q:にきびが治りにくく、薬を止めるとすぐにまえのように悪くなります。
薬を飲み続けなければならないのでしょうか。
a:にきびができやすい人には、それぞれニキビが出来やすい原因があります。
まず自分自身の生活の中で何か悪化因子がないか考えてみて下さい。
チョコレート・おまんじゅう・ケーキ・スナック菓子・フライドポテト・コーヒーなど食べすぎていないでしょうか。甘い物・油っぽい物・刺激物などは、皮脂の分泌を多くし、ニキビの悪化につながります。「職場でおやつをいただく習慣があり、一人断るのも悪いので、つい皆と一緒に甘い物を食べてしまう」という人がいます。
癖のようにニキビに触っている人がいます。ニキビは触る事で悪くなり広がります。「ニキビをさわると悪くなる」と言う事をしっかり意識してください。顔のどこかに集中してニキビができている時、その部分がよくさわられている事があります。
髪の毛が触れていたり、ほおづえをついていたり、寝ている時、その部分が下になっていることはないでしょうか。ニキビを隠したくて、つい髪の毛を下ろしがちですが、髪の油や汚れでニキビを悪化します。できれば髪の毛が顔に触れない髪型にしましょう。
油分の多い化粧品は毛穴をふさぎ、ニキビの原因にもなります。できれば、ニキビ用のさっぱりした日焼け止めローションに、粉をはたく程度にとどめたいものです。又、洗顔はTゾーンや生え際を念入りに洗います。ピーリングの時に使用されているフルーツ酸を配合した石鹸を使用すると効果が上がる場合もあります。特に背中などのニキビには良い様です。
過労、寝不足などもニキビの原因になります。できるだけ規則正しい生活に心がけて下さい。不規則な生活は便秘にもつながり悪化の原因が増えます。
内服薬・外用剤が基本です。またスキンケアーもとても大切です。肌質に合ったスキンケアーをご紹介していきます。
水ぼうそうの原因になる「水痘(すいとう)・帯状疱疹(ほうしん)ウイルス」の感染によって起こる病気です。
子供の頃にかかった水ぼうそうは、10日程で治り、二度とかからない病気ですが、これらのウィルスは、身体の奥深く潜んでいて、何年もたって何かのきっかけで、帯状疱疹としてあらわれてきます。
発症の原因については、高齢や体力が衰え、紫外線照射、免疫力が低下、精神的なストレス、外傷、薬剤の影響、内科的疾患等様々です。
神経に沿って皮膚に帯状の水疱(すいほう)ができ、神経痛を伴います。発熱や風邪に似た症状が出るときもあります。ほとんどの場合、数週間で症状は治まりますが、神経の痛みが長期間残ることもあります。
帯状疱疹のできやすいのは、胸から背中にかけて、頭頚部、顔などで、これらの場所の片側だけにできるのが特徴となります。
発疹などの症状がでたら、早く治療を始めるほど、早く治ります。内服薬、外用薬を使い、症状に応じて抗ウィルス剤、鎮痛剤、ビタミン剤を併用します。素人判断での薬の使用は危険ですから、医師の指示に従ってください。
帯状疱疹は、自然に治る病気ですから、むやみに不安を抱く必要はありません。神経痛が長引く場合、気分転換をすることも大切です。
外来でよく見られるイボには、尋常性疣贅と伝染性軟属腫(通称:水イボ)があります。いずれもウイルスによる感染症でプールでうつってくる場合もよくあります。
尋常性疣贅はよくタコと間違える場合がありますが、市販のイボ取りでは取れません。 液体窒素で凍らせて取ります。
水イボは1~3mm位の大きさで、ピンセットで摘んで取ります。 痛みを伴いますので、当院では1時間前に痛み止めのテープを貼ってきていただき、痛みをやわらげてから取っています。
水虫は、カビによる感染症で起こります。それ故、カビの好む条件、高温・多湿の場所に(指の間・股など)できやすくなります。
水虫にかかった時は、清潔にし、よく乾燥させ患部を風通しが良い状態にしておくことが大切です。たかが水虫と軽く考えていると、病変部から細菌感染を起こし、リンパ管を通って、中心部に二次感染が広がっていくこともあります。
あやしいと思ったときは、専門医の所でしっかりと診断してもらい治療を受けられることをおすすめします。
物に触っておこる湿疹には、大きくわけて刺激によって起こる接触皮膚炎と、アレルギーが原因で起こるアレルギー性接触皮膚炎があります。刺激による接触皮膚炎の例では、酸などの化学薬品によって引き起こされる湿疹があり、ある濃度以上ではほとんどの人に発生します。
アレルギー性接触皮膚炎は、ある物質にアレルギーを持っている人にだけ発生し、その場合非常に薄い濃度でも発生します。
よく見られる例には、ウルシカブレ・金属カブレ等があります。
アレルギー性接触皮膚炎は、接触後4~5日で湿疹ピークがあらわれ直後には変化がない事が多く、原因を見逃す場合がよくあります。
原因検査では、パッチテストが有効です。 当院では詳しくアレルギー検査を行って原因を探し根本治療につとめています。
扁平母斑(茶アザ)・・・Qルビーレーザー(保険適応)
太田母斑(青アザ)・・・Qルビーレーザー(保険適応)
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