皮膚科専門医である院長の一言コメント

  指先のヒビ割れ
2011年01月06日 (木)

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

年末の大掃除で 手荒れを 起こした方も多いかと思います。指先のヒビ割れは 痛くてつらいものです。寒い時期 手荒れの患者さんが増えます。対策として ヒビの上に 直接テープを貼る事を お勧めしています。日中は、普通の文房具のセロテープでもいいので3ミリくらいの巾で ヒビの長さ5ミリくらいの小さなセロテープをヒビの上に一つづつ乗せる感じで貼っておきます。そうすると作業時 ぶつかっても痛みはなく、とても楽です。夜間寝る時にしっかり クリームを塗ってケアーします。ヒビで痛い思いをされている方 小さなテープの破片を日中ヒビの上に乗せる方法試してみてください。

また水仕事をするとき ゴム手袋をはめて 行っている方も多いと思いますが 手が荒れている場合は直接 ゴム手袋をはめるのではなくて、綿の手袋をはめた上にゴム手袋を重ねる様にされると 手にはやさしいのでお勧めです。白い綿の手袋は薬局などで売っています。

洗濯物を干したり 取り入れたり たたんだりする作業も 指先がガサガサになりやすいいので 私は子供が小さくて洗濯物が多かった時期には、この白い綿手をはめてこれらの作業を行っていました。最後に綿手も一緒に干しておけば取り入れる時すぐ使えます。外で洗濯物を干すときには手の紫外線予防にもなりました。


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